【施工事例】東京都杉並区/築28年マンション フルリノベーション

— “暮らしを再設計する”という想いを込めて —

■お客様からのご依頼背景

今回ご依頼いただいたのは、杉並区にある築28年のマンション。
長年住み慣れた空間を「これからの暮らしに合うように、まるごと生まれ変わらせたい」というご相談をいただきました。
お子さまが独立されたことをきっかけに、ご夫婦で「自分たちが本当に心地よく過ごせる空間」にしたいという想い。
“古さを隠すリフォーム”ではなく、“新しい価値を生み出すリノベーション”をテーマに、プランが始まりました。

■Before:年月を重ねた空間に、これまでの暮らしの記憶が詰まっていました

築年数とともに、キッチンの油汚れや床のきしみ、壁紙の黄ばみが目立ち始めていました。
けれど、お客様の表情には懐かしさと愛着があり、「この家を壊すのではなく、もう一度輝かせてあげたい」と感じた瞬間でもありました。

■工事で大変だったこと

築年数のあるマンション特有の課題として、配管経路や壁内構造の制約がありました。
特に水回りの位置変更を希望されたため、床下スペースの確保や防音対策などを慎重に検討。
古い配管を一新しつつも、既存構造を活かした設計にすることで、安心して長く使える住まいを目指しました。

また、現場で最も大変だったのは、“見えない部分”にこそ手を抜かないこと
壁を壊したとき、想定していなかった劣化箇所が見つかることもありました。
しかし「お客様がこの先20年、30年と安心して暮らせるように」と考え、一つひとつ丁寧に修復していきました。
時間はかかりましたが、それが“本当のリノベーション”だと私たちは思っています。

■お客様を一番に考えた工事

お打ち合わせの中で、お客様が何度も口にされた言葉があります。
「落ち着ける家にしたい」「帰るのが楽しみになる家にしたい」——
その想いを叶えるため、デザインだけでなく、照明の明るさ・導線・音の響き方まで、何度も現場で微調整を行いました。

夜、現場を離れる前に照明をつけて空間を眺めたとき、
「この光が、この家族の未来を照らすんだ」と感じた瞬間を今でも覚えています。
工事は単なる作業ではなく、“お客様の想いを形にする共同作業”なのだと、改めて心に刻まれました。

■工事の様子(途中経過)

解体、配線、下地、仕上げ——
一つひとつの工程に、職人たちの手と心が宿っています。
お客様の笑顔を思い浮かべながら、全員が“想いのある仕事”を目指しました。

■After:新しい暮らしがここから始まります

完成したお住まいは、温かみのある木目と白を基調とした落ち着いた空間。
キッチンとリビングを一体化させ、光が奥まで届く開放的な間取りに。
収納は「見せる」と「隠す」をバランスよく配置し、日常の動線をスムーズにしました。

お引き渡しの日、お客様が「まるで新しい人生が始まるみたいです」と笑顔で話してくださった瞬間、
現場の全員が胸が熱くなりました。
“家を直す”ではなく、“暮らしを再設計する”——
その言葉の意味を、今回のリノベーションを通じて改めて感じました。

■最後に

住まいづくりは、「モノを作る仕事」ではなく「お客様の人生をデザインする仕事」。
杉並区のこの現場は、私たちにとっても忘れられない一軒となりました。
これからも、お客様の想いに寄り添い、暮らしを豊かにするリノベーションを届けていきます。